和歌山市新堺丁の歯医者。3名の歯科医が連携した総合歯科治療を提供します。虫歯や歯周病治療から矯正歯科、インプラントまで対応します。

総合歯科治療を提供する

こじまデンタルクリニック

〒640-8377 和歌山県和歌山市新堺丁2(旧 中谷歯科クリニック)

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午後 14:30~19:00
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歯周病治療

歯周病について

歯周病とは、歯そのものではなく、歯を支える周辺組織に引き起こされる病気です。歯と歯肉とのわずかな隙間から侵入したバイ菌が、歯肉に炎症を起こし、悪化すると歯を支えている歯槽骨まで溶かしてしまう怖い病気です。30歳以上の約80%が歯周病を患っていると言われており、成人が歯を失う原因の第一位は虫歯ではなく、歯周病なのです。また、歯周病は「沈黙の病気」とも呼ばれており、発症しても自覚症状がほとんど出ないので知らないうちに進行していきます。

歯周病の原因

歯周病の原因は細菌の塊であるプラーク(歯垢)によって引き起こされます。プラークは、お口の中の細菌の塊(バイオフィルム)の一種で、食べカスを栄養源にして毒素を排出します。その毒素が歯肉や歯を支える歯槽骨を破壊していきます。

プラークは、通常のうがいなどでは洗い流すことが困難で放置していると細菌が増殖していきます。プラーク1mg中のには、2億ほどの細菌が存在します。口の中は、温度30℃以上、湿度99%以上と極めて高温多湿の状態で細菌が繁殖するには最適な場所です。

プラークは、長い時間をかけて唾液中のカルシウムと混ざり合って石灰化します。これが歯石です。歯石になってしまうと、もはや自分で取り除くことができません。歯科医院で専門の器具(超音波スケーラーなど)を用いて除去しなければなりません。

歯周病の進行状態

歯肉炎の状態

歯と歯肉の隙間にプラークがたまると歯肉に炎症が起きます。そして、歯と歯肉の隙間に溝ができます。これが歯周ポケットと呼ばれるものです。歯磨き時に出血することがあります。 

軽度歯周炎の状態

歯肉の赤みが増して炎症が進行した状態です。歯磨きでは出血を伴います。この時期から歯を支える骨である歯槽骨が溶け始めます。歯周ポケットは3から4ミリ程度まで広がりますが、自覚症状はあまりありません。

中等度歯周炎の状態

歯肉の炎症がさらに進行すると赤く腫れ上がった状態なります。歯を支える歯槽骨が溶けて減少しています。歯周ポケットが5から6ミリに広がり、歯が浮いたような感覚が起こります。硬いものが噛みずらくなるのがこの段階です。

重度歯周炎の状態

歯肉の炎症が悪化してブヨブヨとした状態になります。歯を支える骨が極端に少なくなり、歯がグラグラすることが多くなります。歯周ポケットは7ミリ以上で、口臭が強くなります。

歯周病認定医である院長による治療

当クリニックでは、「歯周病認定医」の資格を持つ院長が歯周病の治療を担当いたします。

「歯周病認定医」は、日本歯周病学会が認定した歯周病治療のスペシャリストに与えられる資格です。2018年5月現在、和歌山市にはこの認定を受けている歯科医師は2名しかいません。

この資格は、下記の条件を満たして始めて取得できます。

①日本歯周病学会指導医の元で5年以上の歯周治療の臨床経験を有する事。

②日本歯周病学会の会員になってから5年以上経過している事。

③申請時に50教育単位以上を取得している事(学会発表や論文発表をしている事)

すべての条件を満たすと日本歯周病学会認定医試験の受験資格が得られます。そして認定医試験に合格してはじめて『日本歯周病学会認定医』の資格が授与されます。しかも、この資格は5年ごとの更新が必要であり、5年の間に学会に出席して最新の知識を習得したり、患者様への治療成果を学会で発表し認めてもらえなければ更新できないルールになっています。

歯周病の治療方法

歯周病の検査

歯周病の進行状態は、歯周ポケットの深さを検査することで判断します。健康な歯肉の場合、歯周ポケットは1から2ミリ程度。進行するにつれてポケットが深くなります。

ブラッシング指導

歯周病治療の基本はプラークを除去することです。プラークを放置すると、ブラッシングでは取り除くことができない硬い歯石になります。したがって、プラークのうちに毎日のブラッシングでしっかりと取り除くことが有効です。

歯の表面の歯石除去

ブラッシングだけでは取りきれない歯石を専門の器具を用いて取り除きます。まずは歯の表面や歯周ポケットの浅い部分にある歯石を取り除きます。歯石を除去することにより、歯磨きしやすい環境を整え、歯肉の炎症を和らげます。

治療後の評価

治療後の検査を実施することで、どの程度まで歯周ポケットが改善されたかを評価します。健康な状態と判断できればメンテナンスに移行します。あまり改善が進んでいない場合には、スケーリング・ルートプレーニングを行って歯根周りの歯石を除去します。

歯根の歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)

歯周ポケットの深い部分にまで付着した歯石や歯周病菌に冒された組織を除去します。再付着の予防のために、歯の表面と歯の根を滑沢にすることで、歯石の再付着を予防します。通常、麻酔を用いて歯石を除去します。

歯周外科処置

スケーリング・ルートプレーニングを行っても、歯周病が改善しない場合は、ご相談のうえ、歯周外科処置を行います。歯周外科処置は、歯肉を切開し、歯の根にこびり付いた歯石を徹底的に除去します。処置は局所麻酔で行います。

歯周組織再生療法

歯周組織は一旦破壊されてしまうと、再生は困難と考えられてきましたが、近年になって、エムドゲインやリグロスといわれる薬剤を活用することで、歯周組織の再生が可能となりました。つまり、一度失ってしまった歯槽骨をある程度まで回復させることが可能になったのです。

ペリオスプリント

患者様とご相談の上、必要に応じて、重度歯周炎により、ぐらついた歯を固定し、最適な咬みあわせ調整を行うぺリオスプリントを使用することも可能です。

メンテナンス

歯周病は再発しやすい病気です。治療効果を長期間継続させるためには、定期的なメンテナンスを受ける必要があります。通常は3ヶ月に1度のペースで来院していただきます。

歯周組織再生療法とは

歯周病によって失われた歯槽骨は、歯周病が改善して、健康な状態に回復したとしても、元通りには戻りません。これは、歯槽骨に再生能力がないから起きるのではなく、歯肉の治癒能力のほうが高いため、歯槽骨の再生が必要な部位に、歯肉が入り込んで、歯槽骨の再生を阻むために起こる現象です。歯槽骨が失われてしまった部位に、歯肉が入り込むのを阻止し、歯槽骨の再生を促すのが歯周組織再生療法と言われるものです。

エムドゲイン

エムドゲインは新しい歯周組織再生療法で、歯の再生過程に似た環境を作り出す事が出来ます。エムドゲイン・ゲルという薬剤を使用することで、歯肉の侵入を防ぐと同時に歯周組織の再生を促します。

エムドゲイン・ゲルの主成分は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたんぱく質の一種です。このたんぱく質は、歯周組織の形成に大きく関与することがスウェーデンでの研究で分り、幼若ブタの歯胚(歯の種のようなもの)から抽出精製されています。

現在、世界30カ国ほどの範囲で使用されていますが、感染症の報告はなく、また、現在の化学水準に基づく高い安全性確保の下で管理されている幼若ブタを用いますので、安全性は確立されています。日本では、厚生労働省の認可を受けています。このエムドゲイン・ゲルによって、初めて歯が生えてきた時と同じように、強固な付着機能をもつ歯周組織の再生を促すのです。

リグロス

リグロスは、日本で開発された歯周組織再生剤で、2016年9月に厚生労働省によって認可されました。歯周組織再生療法は、基本的な歯周治療を実施して、歯石を徹底的に除去します。

その後、歯周組織が失われた部位にリグロスを注入して、歯肉を縫合します。術後、およそ1年程度で歯周組織が再生されていきます。

歯周病の原因となる歯石を徹底的に除去する基本的な歯周病治療とエムドゲインやリグロスを用いた歯周組織再生療法を併用することで、歯周病の改善が期待でき、歯を残す確率を上げることができます。日本歯周病学会認定医ある院長が担当いたしますので、どうぞ安心してお任せください。

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